アネモネ
ギリシャ語で、「風」という意味を持ちます。
切り花のアネモネは、以前は赤、紫、白と色数が限られた色でしたが、
最近は毎年新しい品種が出て、様々な色のバリエーションが増えてきています。
冬のアレンジにもよく登場しますね。
大きさも、大輪、中輪、小輪
咲き方も、一重咲き、八重咲きなど、本当にたくさんの種類があります。
ところで
アネモネで、驚くことが2つあります。
ひとつは、アネモネには花びらがありません。
わたし達が、”花びら”と思っている色のついた部分は、実は、”がく”です。
そして、アネモネは、光と温度に敏感に反応する性質のがあり、朝になると開き、夜になると閉じます。
花の終わりは開きっぱなしになります。
そして、もうひとつは、園芸種のアネモネは”毒性”があること。
全草にプロトアネモニンという成分を含んでいて、茎を折ったときに出る汁に触れると皮膚炎・水泡を引き起こすことがあるのです。
園芸時には注意が必要ですので、お気をつけくださいね。